世界自然遺産5地域会議とは

 わが国の世界自然遺産は、1993年から2021年の間に5地域が登録されました。
第1号の屋久島・白神山地は、2023年に登録30周年という大きな節目を迎えます。
登録された5地域は、それぞれの地域課題を抱えつつ、自然保護のために独自の工夫を重ねてきました。
 こうした中で、大阪・関西万博関係機関から自然遺産地域の参加の呼びかけがありました。
 これに応えて「世界自然遺産5地域会議」を発足させることとし、活動の第1弾として大阪・関西万博での事業メニューや提言をまとめ、 「共生」や「環境文化」という日本型自然保護のメッセージを世界に向けて発信する機会としていきたいと考えます。
 メンバーは、5地域の市町村長・公益財団法人の外、趣旨に賛同する民間企業や活動団体、個人等を考えております。


5地域会議は、この作業と並行してそれぞれの遺産地域の課題や取り組み事例の整理を進め、暮らしと自然保護の「両立モデル」や新しい自然保護「理念」を確立して、これらを国内外に示すことを、第2段階の目標とします。

日本独自の自然保護=世界へのメッセージ

  • 〇理念=暮らしと自然保護の「両立」
  • 〇システム=「地域性」の調整の「仕組み・計画・制度」
  • 〇自然遺産を「モデル」として提示=様々な「工夫・事例」
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