屋久島研究講座とは
屋久島は太古の自然環境がそのままの形で今も残されており、1993年にはユネスコの世界遺産に登録されました。
屋久島は、世界中からの注目を集めており、貴重な研究材料の宝庫なのです。
屋久島環境文化財団では、研究者ネットワークの運用事業の一環として、屋久島をフィールドとしている研究者や屋久島に関する知識を有した識者の方々などを講師として、町民を対象に、屋久島の自然や文化などに関する講演を年に4回開催してます。
ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。
過去の研究講座
主催:屋久島環境文化財団
共催:屋久島町・屋久島町教育委員会・屋久島町エコツーリズム推進協議会・屋久島学ソサエティ・屋久島観光協会
令和元年度第6回屋久島研究講座
〈演 題〉 「喜界カルデラ、アカホヤ噴火の全貌と周辺地域への影響」
開催日 | 令和2年2月22日(土)18:30〜20:00 |
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講師 | 小林 哲夫(鹿児島大学地震火山地域防災センター 客員教授) |
対象者 | 屋久島町民(高校生以上対象) |
参加者数 | 56名(内ガイド登録受講証明書発行31名) |
内容 |
喜界カルデラを形成した巨大噴火とアカホヤ噴火と関連した地震と津波及び最近噴火活動か活発な口永良部島新岳の状況 |
令和元年度第5回屋久島研究講座
〈演 題〉 水辺の樹木の生活史
開催日 | 令和2年2月13日(木)18:30〜20:00 |
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講師 | 崎尾 均(新潟大学佐渡自然共生科学センター所長) |
対象者 | 屋久島町民(高校生以上対象) |
参加者数 | 60名(内ガイド登録受講証明書発行44名) |
内容 |
河川や渓流周辺に分布する水辺林の樹木は、その生活史を通して自然攪乱や河川環境と密接な関係を持って生存している。 |
令和元年度第4回屋久島研究講座
〈演 題〉 5.18豪雨における山岳残留事故を検証する
開催日 | 令和元年12月8日(日) 9:30〜11:30 |
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講師 | 黒川 潮 (森林総合研究所 山地防災研究グループ長) 中馬慎一郎(屋久島観光協会ガイド部会長 観光協会代表理事) |
対象者 | 屋久島町民(高校生以上対象) |
参加者数 | 100名(内ガイド登録受講証明書発行 名) |
内容 |
2019年5月18日、屋久島山中で1日に1000ミリを超える豪雨が降り、県道ヤクスギランド線が崩壊、ヤクスギランドに15人?、荒川登山口に300人を超える人数が閉じ込められるという事態となった。 その様子はSNSやマスコミを通じて伝えられ、全国的に発信され、さまざまな影響を残した。 |
令和元年度第3回屋久島研究講座
〈演 題〉 「屋久島と口永良部島の災害・防災」
開催日 | 令和元年12月7日(日)13:30〜16:30 |
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講師 | 黒川 潮 (森林総合研究所九州支所 山地防災研究グループ長) 下司 信夫(産業技術総合研究所 大規模噴火研究グループ長) 用具 敏郎(口永良部島火山防災連絡事務所 所長) |
対象者 | 屋久島町民(高校生以上対象) |
参加者数 | 100名(内ガイド登録受講証明書発行 名) |
内容 |
地震、津波、巨大台風、ゲリラ豪雨等々、近年の自然災害は激しさを増しているように思えてなりません。日本一多雨と言われる屋久島と、活火山と共に暮らす口永良部島。 屋久島町はタイプの異なる2つの島からなり、両島それぞれに特徴ある自然災害の危険性をはらんでいます。セッション1 では、気象、地質、防災の専門家達を講師にお招きし、 主に近年噴火を繰り返している口永良部島の地質・噴火史・災害に焦点を当て、気象については屋久島での豪雨メカニズム等について学び、これから私達はどのように自然と向き合い、 時に現すその凶暴な一面にどう備えるべきかを考えるきっかっけとなった。 |
令和元年度第2回屋久島研究講座
〈演 題〉 「屋久島の自然史」
開催日 | 令和元年8月22日(木) 19:00〜20:30 |
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講師 | 鹿児島大学 準教授 井村 隆介 |
対象者 | 屋久島町民(高校生以上対象) |
参加者数 | 70名(内ガイド登録受講証明書発行 16名) |
内容 |
屋久島を含む南九州における、ここ数十万年間の気候変動、海水準変化、地殻変動などの歴史と、屋久島の自然環境の成立について紹介していただいた |
令和元年度第1回屋久島研究講座
〈演 題〉 「家庭排水の環境負荷と持続可能な選択」
開催日 | 令和元年6月8日(土) 18:30〜20:00 |
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講師 | シャボン玉石けん株式会社 お客様相談室 加藤 友和 |
対象者 | 屋久島町民(高校生以上対象) |
参加者数 | 36名(内ガイド登録受講証明書発行 21名) |
内容 |
・シャボン玉石けんのご紹介 ・「石けん」と「合成洗剤」の違いについて ・PRTR制度について ・香害について ・添加物について ・近年懸念されている環境問題 ○マイクロプラスチックによる海洋汚染
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