2014.5.10(土)
屋久島感動めぐり〜春の屋久島満喫旅!〜の報告第2回目
5月4日AM5時、研修センターを出発♪
まだ空も暗く、スタッフも眠さを隠せません。テヘヘッ(*゚ー゚)>
出発してすぐ、縄文杉行きのバス停を見ると順番待ちをする登山客の大・行・列!
この日はなんと1,016人(屋久島山岳部利用対策協議会発表)の方が縄文杉へ行きました。
このように多くの方から「一度はあの有名な縄文杉や九州一高い宮之浦岳へ行きたい!」と思っていただけるのは、すごくありがたいことです。ですが、あまりにも多くの人が縄文杉や宮之浦岳へ集中すると登山道の荒廃や自然への悪影響を心配する声が多くなりました。
そこで登山客の集中を軽減・分散するため、縄文杉の他にもいいスポットがあるんだよ!という新たな目玉づくりとして、益救参道(龍神杉登山道)は平成10〜16年度にかけて整備され、平成19年7月から開放されました。
今回はその龍神杉までの道のり5.4kmを歩きます。島内在住の方9名にもご参加いただき、スタッフも合わせると25名での登山となりました。
AM6時過ぎに登山開始!(p`・ω・´q) ヵ゛ンハ゛!!
初め(だけ?)は皆さん意気揚々とした様子。まだまだ元気です!
1キロほど歩くと益参道入り口に到着。すでにバテ気味な方もいましたが、ここからが本番!そして見どころでもあります。
この参道は「過去 400年から引き継いだ先人の遺産を現代の知恵で未来 400年へ残
す歩道を整備しよう」というコンセプトで江戸時代に整備された楠川歩道をモデルに地元住民と石工さんにより作られました。周りにある花崗岩を使い、雨の多い屋久島でも登山道の土壌流失が起こりにくいよう、道を川のように考え施工されたそうです。
詳しくは以下のPDF「【改訂】屋久島にふさわしい登山道整備の技術指針」(九州地方環境事務所)のp8をご覧ください。
https://www.env.go.jp/nature/park/tech_standards/attach/06-2_1.pdf(環境省HPより)
この石段を歩くと「いい仕事してますねぇ〜」と思わず口にしてしまうほど美しく石が積み重ねられ、自然と匠の技が融合した機能美を堪能できますよ!オススメ!
途中には龍神様をお祀りする祠や、廃線となったトロッコ道もあり、時代の流れを感じさせます。
まだまだ登山はスタートしたばかり。
はたして全員そろって龍神杉にたどり着けるのでしょうか。
次回へつづく。
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