2016.5.31(火)
1、2はカドマルエンマコガネです。
小さく、無害ですが触らないほうが良いですよ。
幼虫は動物の糞を食べて大きくなる糞虫だからです。
屋久島の森にはシカやサルなどたくさんのほ乳類がいます。
もちろん、糞をします。
その糞を分解してくれる大切な存在です。
3、4、5は綺麗ですね。
この色は構造色といいます。
この虫の表面はある特定の色を増幅する構造になっています。
色素として見えているい色ではありません。
構造色はモルフォ蝶が有名ですね。
この構造色が応用された服(繊維)や金属加工品が既にあります。
金属に構造色を施した場合、従来の塗装とは違い容易にリサイクルが可能です。
※表面の塗装を落とす必要がなく、また塗装ゴミが出ません。
実は昆虫を手本としたエコ技術なんです。
そうそう、この虫の名前はアオハムシダマシと言います。
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